阿尔库俄涅,所属动漫《魔法使的新娘 第二季》中的人物。フィロメラが傍に置くメイドのような人造精霊。基本的には無感情?無表情で仕事をこなす。仕事のために常に実体化している。フィロメラにとって唯一の家族のような存在。フィロメラの子守りが主な役割。製作者はアダムで、彼の娘に対する愛情の証。そのため、本当のマスターはフィロメラでもリズベスでもなくアダムとなる。急造品であり機能はあまり高くなく、そもそも人造精霊は設定時から変化しないのが常識のはずだが、アルキュオネはどういうわけか成長を見せ感情があるかのように振舞う事がある。エリアスに自分と似たものを感じていたが、エリアスの方もアルキュオネに同じような感覚を抱いていた。
アダムによって隠された役割を与えられており、悪意ある敵対者がフィロメラを傷つけようとした際に自らを盾とし、破壊されたならその敵対者に強力な呪いを返して抹殺する機能が搭載されている。またイリスからも、一家の幸せな生活を記録しておいてフィロメラに伝えるよう頼まれていた。
アダム一家が襲撃された際にフィロメラと共に捕縛され、リズベスの道具として術で調整されてしまったため、長らく本来の仕事であったフィロメラを守るという役割を果たせなくなっていた。サージェント家に乗り込んだチセ達と共に訪れていたエリアスによって、リズベスの術が破壊されてようやく本懐を果たすことができたが、それはフィロメラとの別れも意味していた。役目を果たした後、フィロメラに保存していた家族の記録を譲渡して消えていった。