もう何も 見つめない 望まない この世界に
優しさはただ残酷なだけさ
まるで壊れてる 言葉が彷徨いながら消える
その場しのぎの嘘ばかり やけにうまくなって
他人(ひと)の不幸に群がるミツバチの羽の音に
逃げたらもう 止まることも許されない
錆び付いた幻想 はびこる憂鬱だけ
切り取ったニュースが 確信犯の声で笑う
もう誰も 信じない 愛せない この世界に
見えない星を探したりしない
まだ同じ 朝がきて 夜がきて 夢を見ても
現実はまだ薄笑いながら
この心を裏切る
「愚か者」の後ろから指をさした偽善者が
使い慣れた笑顔で手を差し伸べてる
大人びたフレーズ ため息吐き捨てて
わがままな子供のように 泣ければ楽になれる?
もう何も 見つめない 望まない この世界に
止むことのない黒い雨が降る
まだ同じ 今日がきて 明日がきて 描く夢に
真実はただ残酷なだけさ
ここで耳を塞ぎ怯えても未来を信じた
儚い夢 それ故に美しいと
目に映るもの 触れた温もり
今も覚えてるから
心に 問いかけてる
もう誰も 信じない 愛せない この世界に
見えない星を探したりしない
まだ同じ 朝がきて 夜がきて 夢を見ても
現実はまだ薄笑いながら
この心を裏切る