闇は深く 月を照らし
輪郭さえも やがて消してしまう
ざわめく木々 宵の蝉時雨
心深く 突き刺すのは孤独
塗りつぶした 宇宙(そら)は高く
夢を綴れど 流れ墜ちてしまう
眠れ深く 海のように
されど波は ここには届かない
花に命 清らかさに
誰を慕(おも)へど 散り行くのが運命(さだめ)
せめて魂(こころ) 此処に残し
古(いにしえ)へと 風に揺れる景色
この胸を絞めつける面影に寄り添って
一人闇に戯れていただけ
やげて旅立ちの朝が 世界を映す
眩しさに手をかざして また歩み始める
幾千の時を超えて 閃光(ひかり)が差すあの場所へ
闇は深く 月を照らし
輪郭さえも やがて消してしまう
ざわめく木々 宵の蝉時雨
心深く 突き刺すのは孤独
永遠を泡沫(うたかた)と言えば哀しいだけ
儚い夢の跡に想う
いつか過ちの果てに 世界が映す
刻んだ生命(いのち)の音が また動き始める
幾千の時を超えて 閃光(ひかり)が差すあの場所へ
それは遠く 遥か遠く
まだ微かに熱を残してる
ひび割れて行く 宇宙(そら)の果てで
永遠に続く 続く
やげて旅立ちの朝が 世界を映す
眩しさに手をかざして また歩み始める
幾千の時を超えて 閃光(ひかり)が差すあの場所へ
いつか過ちの果てに 世界が映す
刻んだ生命(いのち)の音が また動き始める
幾千の時を超えて 閃光(ひかり)が差すあの場所へ
やげて旅立ちの朝が 世界を映す