作词 : ニーコ
作曲 : ニーコ
4月某日、海の音
向かい側、駅の椅子
キミが座っていた
電車が目の前を遮る
やっぱりキミはいなかった
あの日夢見た青春が
今ではまるで空想
あの日交わした約束
キミが破るなんてね
青春はもう来ない
それは君のせい
青春(はる)半ば、茹だる暑さ
向かう先、海岸
キミとの思い出だった
汗かきの炭酸をあける
その音で何かが弾けた
あの日々共にした思い出は
刺激的まるで炭酸のよう
あの日々にいたキミの姿を
思い出すために向かう
なぜだかわからない
君が裏切ったのに
着いた。ここだ。あそこの砂浜で綴った。
キミとの思い出、キミへの想い。
向こうの岩影で交わした唇。
震えながらもしっかりと握られた手。
伝わった。想いが、しっかりと、私の魂に。
なのになぜ?キミの一番は別にあるの?
そんなキミを思い出そうとするのはほんとうバカだ。
ほんとうに、私はバカだ
青春返せよ
あの日夢見た青春が
今ではまるで空想
この日見た景色たちは
全て投げ捨ててしまおう
これで確信した
ここで叫んでやる
青春はもう来ない。